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◆大人のバレエ~スピン(回転)の考察。 [技術への考察]

七海140420
◆お父さんと七海ちゃん
相変わらず仲がいいです♪
お風呂場でもトイレでも「とうたん七海、二人きり♪らぶらぶ」

と・こ・ろ・が、夜は私のベッドで眠るの。

「なな~一緒にねんねしないかい~」とか言ってて(にやにや(#^.^#))

夢麿が一緒に寝てあげてます(笑)


マンモス肉弁当
ギャートルズアップ
ギャートルズ肉巻きおにぎりアップ

◆ギャートルズの骨付き肉ちっくなお弁当
*基本的にお弁当箱がからになるように作っています。
お献立;
ギャートルズ骨付き肉=肉巻きおにぎりにゴボウで骨を作って差しました(*´∇`*)
お父さんは歯がないから、ゴボウもチンしてから油で揚げて、柔らかくしてあります。
ちょっと揚げると、骨っぽくなりますのよ。
スナップえんどう、小松菜おひたし、プチトマト、レタス、花ウィンナ、クレソン、ハムエッグ、セロリ炒め

◆大人のバレエ~スピン(回転)考察

技術への考察です。
スピンまたはピボット、バレエではピルエットと言います。また、他の種類の回転ものにはフェッテ、フェアーテ、シェネ、ピケターン(種類;アラベスク、パッセ、アティチュードなどで回るもの。があり、それぞれアンディダン内回り、アンディオール外回りとあり、開始足が右足前、左足前とあります)について(*^_^*)

今回は、全般的に目標としてダブルまたはトリプルを目指すところを考察します。

いつも思うのは「バレエを続ける」ことは、それ自体も才能だということです。

今回は、ピルエットアンディオールを。

まず基本は、右足前五番の立ち位置、腕ブラバかアンバから。アンでアナバンからデミセゴンぐらい開き、右足右横タンジュ、ドゥで左手はセゴンのまま右手アナバン同時に右足後ろに四番、トロワで右足パッセで軸左足に乗り、手をアンバに戻しながら振り返れば回れます。

と、基本でならうはずです。

お稽古で、「はい、みんなで一緒に」、基本に忠実に、「よーい、はい、1、2、3。」

で、シングルかダブル回れますか?

これをみんなで足並み揃えてすると、回れる回れないが出てきますね。

初心者のうちはこの基本型がお身体に入りやすいかと思いますが、歴四年五年になると回りたいガッツがおありの場合、ずっと回れないでいることに非常にガッカリするものです。

では、回れる人と回れない人は何が違うのでしょう。

意外かも知れませんが、回るのに余計な力みを入れていないのです=ブレーキをかけない

どうしても、はーい、みんなで一緒にー1、2、3ってやると、四番プリエで重心が違う所に傾き、傾くから修正しようとあらゆるところにちからがかかるのです。

回るためにはエネルギーが必要です。でもエネルギーを使うためにアクセルかけても、真逆にエネルギーを使うとブレーキをかけてしまうのです。

走り出すとき、ダッシュした瞬間、同じちからで引き戻されるようなもの。

足並み揃えて回るけれど、ブレーキをかけないようにしましょう。

せっかくお稽古するのですから、四番プリエからパッセに入るときには、素早く立ちきり振り返ります。

最近の教えの場合、生徒の体を見るとわかりますが、それぞれの回りやすい回りかたがあるので、アンカーにする部分をどこに向けるかを指導する場合が多いです。

ですので、逆にあなたがじっくりとピルエットに向き合うならば、アンカーをどこに置いているかに気づくと良いでしょう。

ドゥの時に早く腕を畳んだり、先に回るほうの腕を開いて閉じるとか、両方の肘を固定して首を切るだけとか、手の甲を正面や上または下にかまえるとか、腕をアンカーにしているだけで人色々です。

風車(かざぐるま)を正面上からみてみますと、羽の大きさは色々ですが、芯の要(かなめ)部分は留めてあります。
この羽の部分が腕とパッセの三角です。
要部分は、上の留めが頭部分、羽部分が腕(風=回るエネルギー)とパッセ(羽プロペラ)、羽を留めてある部分が胴体ウエスト、持ち手が軸足です。

腕をアンカーになされているかたは、腕で風を送り羽を回します。

首をアンカーになされているかたは振り返れば軸足から回るので風がおきます。

肩をアンカーになされているかたは、両肩の高さを変えずに回転ドアのように風を。

ウエスト=腰をアンカーにする場合は上半身を先に連れていく感じで風を。

いずれも、おとがいが上がらないように後ろ首を天井にあげるようにし、スピンのエネルギー(風)を軸足から脳天通って天井に突き抜けるように走らせます。
回転のエネルギー(動力)はプリエパッセに乗るだけのちからです。

外側に風を送るのではなく(拡散しない)内側に風を送りますと中心から上にエネルギーを集中させることができ、ブレーキはかかりません。

回るためにはエネルギー(動力)が拡散しないようにアンカーでコントロールするだけで思った以上に回れます。

ですので、風(遠心力)だけで回るとバレエではないので、手先足先に気を留めるようにしてお稽古しましょう。

フェアーテ、フェッテも準じることです。

違いを見つけるには、回れる人と自分を客観視してみるとよろしいかと思います。
なるべく体型の似ているかたならなお良いかと。

あなたのバレエの先生はきっとあなたが真剣にお稽古して、いつしか楽しくくるくる回るご様子に笑みをお浮かべでありましょう。


◆前回のお弁当
ひな祭り弁当へのniceとコメント、ありがとうございました。

コロンとまあるいおにぎりは、優しい雰囲気ですね。

◆会社のこと
やはり鞄に鍵や、椅子にかけてる上着のポケットにボイスレコーダーは、心強いですね。
相変わらずセクパワモラを厳しく監視していき、実害があったら即、としています。
でも、それがわかってるみたいで、相変わらず彼女たちを使って探りを入れてくるから面倒でたまりません。
でもやっとすこし距離が出来てるかな?と思うと、変な用事を言いつけて、してくれるかどうかを試したりするの。
例;パソコンのアダプターが入ってるか机のしたに潜らせ調べさせる(前の日にわざと抜いておく)など。

特有の語録が典型で、突然睨み付けて机を叩いて「お前は妄想の中で生きている!」とか指差して言い出すし。引いたわ~。あまりのことにビックリして固まった。
他にも「いいか!俺とお前はなにもかもそっくりだ!俺はお前とそっくり同じ人間だ!俺とお前は同じなんだ!」とか、言いがかりをつけてくることがなくなったの。
今は、ボイスレコーダーしてるから、言ってくれていいのに。
いやいや、年齢性別なにもかも違うし。

だけど支配したくて言いたいんだろうな、睨み付けてくるから。

でもほとんど口をきかず無視してやり過ごしています。

◆月刊ブログ☆ですね。
いつもありがとうございます。まずはniceから回ります(*´∇`*)
よろしくお願いいたします。m(__)mぺこり


大人のバレエ~踊るためのこと [技術への考察]

◆ななみでちゅ、ねむいでちゅ。
ねむねむでしゅ
◆お弁当
熊べん

くま弁当@お献立
縄こんにゃくのピリ辛、赤ウインナの薔薇、いんげんの肉巻き、くわいのソテー、チーズ詰めちくわ、五色たまごやき、花ハム、プチトマト、プリーツレタス、見えないけどほうれん草のおひたし、わかめ。

コリラックマカレー
休日のランチ。
ナン手作り(*´∇`*)
カレーはいなばタイカレーイエロー。

◆しばらくバレエ記事を綴っていなかったわあ(*^_^*)

シャオコワちゃんは留学生です。
「バレエ続ける秘訣ある?」と聞かれました。

国に帰ると結婚させられそうなので逃げ回っていますが(≧∇≦)

お国柄の違いはあるかも知れないけれど、基本的に職業として、バレエだけでは難しいのが現状かな。

自分でお教室を開設維持していくことも大変だし…。

ただお稽古は、何歳になっても続けられます。
舞台人として板にのれる最後は、きっと自分で「わかる」のだろうなと思うし。


踊るためのこと、で考察。ですが、

やはり素直にお精進できる心と、お精進したい気持ちに耐えうるお身体が必要ですね。

ずっと大勢のかたがたを拝見してきましたが、真剣に取り組むほど、お妬みやお羨み、憧れや夢、歯がゆさや悔しさなどたくさんの気持ちが渦巻くものです。

それも全部ひっくるめて、お精進のパワーにいたしましょう。


生徒間の気持ちの温度差と、教師との温度差もあります。

今回の考察は、思いのまま踊る、です。

技術の向上は、大人からだと特に、できることできないことへの壁があります。

例えば、独楽のようにくるくる旋回するフェッテなどがそうです。
小さい時からなされても、出来るお子さまと出来ないお子さまに分かれます。

大人ならなおさら、理屈がわかっても、お稽古頑張っても、やはり出来るかどうかは、踊り手にかかっておりますし、壁もあります。

でも、壁を壊しませんか?

ピルエットやピケターンも、ダブルが出来るには、何よりセンスや体躯、バランス、色々ありますね。

でもね、一回でも回れそうならどんどんやったほうがよいのです。

ニ回転が一回転半にかかとが落ちようとも、しりもちついたって、チャレンジです。
すっぽぬけてシングル失敗しても、チャレンジです。

今、お稽古出来ることへの感謝は、出来ないことを数えて悔しがるとか、出来る人を羨むとかよりも、できようができまいが、いかに「出来るようになりたい」→「出来るようになるんだ」→「出来た」に挑戦するかです。

ピルエットやピケターンの練習で、基本が出来たらシングルに、シングルが出来てきたら是非ともダブル、トリプルに挑戦するべきです。

私のブログのバレエ記事をご覧になるかたは、バレエ中級者以上の方々が多いです、基本の基本だけしていては、発展が出来ないです。

回りかたは、基本は同じです。が、いかに回るかは各個人によって顔の付け方などのタイミングや、腕の振りが違うので、基本を踏まえた上であなたの回りやすいやり方をものにしてください。

気張るとブレーキがかかります、天に芯を通してみましょう。気を突き抜けさせますときっと回れます。

最初は荒削りでもその、精進したい出来るようになりたいという意欲を目にし、喜ばない指導者はいません。

お稽古場は、精進、挑戦の場です。

あなたが持つ、出来たいという強い意欲を、存分に発揮しましょう。

あなたの思いのままに、あなたの先生のご指導を賜りましょう。

ただし、お美容やご健康目的の場合は、転ぶと骨折や流産など大変な場合がありますので、ご体調にご留意しつつ、お医者様とあなたの先生のおっしゃることをよくおききください。

チャレンジするのと無茶をするのは全く違いますから(*´∇`*)

いづれにせよ、大切なことは、探究を忘れないことです。


ちょっとしたコツのような疑問は、あなたのお教室のプリマさんやソリストさんに聞いてみるのもよいですね。
意外とツボを心得たところを教えて下さるかも、ですよ(*´-`)

◆前記事へのniceとコメントありがとうございますm(__)mぺこり


*しかめっ面で無口なくま…いえ、おとうさんは、

「最初は、へ?ロバ?ってなった。たぶん、こりゃ馬の顔だなっておもって食った。」

フーム☆まあ、近いしいいか。ロバでも(爆)(*´∇`*)うはははw

◆会社のこと
相変わらず精神病棟勤務です(;・∀・)
…末期的な、言うに言えない状況です。
まあ、病棟勤務タイムだけなんとかやり過ごして、プライベートを充実させ持ちこたえているところで~す。
本当に気を付けないと、プライベートまで無理矢理入り込もうと指図してくるから。
会社の場合困りますね、家族構成や本籍地まで知られてますしね。

◆まずはniceに参りますので(*^^*ゞ宜しくお願い致しますm(__)mぺこり

◆大人のバレエ~情熱的沸点の相違についての考察2 [技術への考察]

ななと末姫っち
*向かって右が末姫、左がななみ
◆猫の様子
末姫のお風邪が落ち着いてきたら、七海と夢麿君も伝染りました((T_T))
ただいま日替りで通院しています。一人一回いちいちよう三日おき、破産しそう(笑)

◆お父さんの様子(笑)
風邪引きの三匹に
「とうちゃんは薬が嫌いなんだよ。だからさー、自己治癒力を出しなさい。出せば出るからさー。」
とか言ってました(≧∇≦)薬は子供たちが飲むんですよ、お父さん。

くまモン弁当
◆お弁当づくり
お父さんとシャオコワちゃんに持たせてるお弁当、今回はNo.1人気のゆるキャラ、くまモンのつもりでつくりました。
くまモン自体がわかるかなと心配でしたが、大喜びしてくれたから、嬉しかった♪

くまモンは、おにぎりにして噛みきれるように表面だけ海苔をかけてあります。中身は白ご飯に佃煮のり、お顔はチーズとのりとかにかまでできています。
おかずは、旬のブロッコリ、花形ウィンナ、たまごのお花、おさかなハンバーグにクマのチーズをのせて、バナナフライ(ブラジルのおかずバナナフライみたいにつくりました)あしらいにハムの桜とはなびら、プチトマトです。
バナナフライは、まだ若いバナナだったので醤油かソースでも美味しいですね。
普通に、お粉、溶き卵、パン粉にくぐらせてあげ焼きしました。あげたてをオーロラソースが美味しい♪さめても美味しい。

◆前記事へのniceとコメントありがとうございますm(__)mぺこり

*しかめっ面で無口なくま…いえ、おとうさんは、
前回、ふたを開けたらリラックマとキイロイトリが寝てるよ弁当の時、

「クマがさ、寝てたんだよね。で、布団から食べた。うーんってなったけどパクパクパクっていったよ。味は良かったけどフライもう一個あったらよかった」
って(笑)(≧∇≦)よしよしw

製作時間は胴とあんよを作ったのでそのぶんかかりました

以下、バレエ考察記事です。

◆大人のバレエ~情熱的沸点の相違についての考察2
ありーなソーモヴァ
前回のバレエ記事は、沸点が「認められたい」→「認めさせる」のどこにあるかで、全体像が変わってしまうことを考察しました。

この「認められたい」という気持ちはどこからくるのか諸説ありきなので、詳しく知りたい場合は、専門誌専門書(マズロー本などなど)をお読みくださるとして。

被害的窮地に追いやられ当たられる、いわゆるターゲットにされてしまう人は、相手の痛みを引き受けてしまいやすい基本的な立ち位置を持っています。

幼年期にそうとは知らず、また知るすべのなき頃であるがゆえに、支配的で絶対服従を強いる両親や教師や社会から「罪悪感」からなる手段の教育を受けていることが多いのです。
簡単に言うと「○○ができないとママは悲しいわ」というとお子は「自分が○○できないせいでママが泣く」という罪悪感から、言うことをきくようになります。

または、支配するために罰を与え、言葉や態度や力で押さえつけて「親に愛されないのは自分が悪いから、だからひどい目にあう」など、いずれも罪悪感をもって恒常的に支配されます。

社会的には「しつけの行き届いた、賢く優しいよいお子」でありましょう。が、これもまた、ゆきすぎ、過ぎたるは及ばざるが如し、生きていきにくくなります。
自分の意見を言うことに抵抗が出たり、利用目的の人に付け入られやすくなったり、だまされやすかったり、常に自罰をせずにいられなかったり(洗脳なども)…。内容的に極端ではありますが多かれ少なかれ、そのような様相であるかもしれません。

そうである場合ですが…。
思うに、もう大人になられて、無意識下に流れてきた、親御さまたちからなる支配的な、お子を意のままに言いなりに動かしたいという捌け口的(エゴ)欲求への恨み辛み(反抗心、虚脱感、無価値感)は、すでに形骸化されたかせでしかありません。今はもう、支配を受け入れなければ生きてゆけぬ、幼き力なきお子ではありません。しっかりと一人で生きてゆける、大人なのです。

大人なのだから決意さえすれば、直面して戦うのでも、逃げるのでもなく、ひょいと脇に置いて置きっぱなしににすることができるようになります。

罪悪感が良くないのではなく、あってあたりまえのもの、罪悪感がない世界では人は生きていけませんから。
ポイントとしては、「生きていくかぎり罪悪感は無くならない」排除できません。
生きるために食べることは、他の命を戴いていること。根本の生存欲求からなる、本能の部分だから、消したくても消えないし、無くならないもの。

罪悪感はただ単にシグナルにしか過ぎないのです。お子のときに形成された「罪悪感がここにあるよ」って教えてくれているだけ。現実にあなたを殴ったり蹴ったりしたりの危害はあり得ないのです。

「認められたがり屋のストレッサー」(自己愛システム崩壊の人も含)に対峙して、あとからいつもの癖でつい「自分が悪いのかもの罪悪感」がやってきたら、「あ、きたか、ありがとう」って受け止めるだけ。「だから、自分が悪いんだ」とか自虐しない。それでも「あっ、自分自身をいじめてる」って気づいた時点で「うちひしがれるのをやめる」
気がつくようになればしめたもの、巧く付き合えるようになります。
戦うのは、目の前の「ウワアなアレの人」ではなくて、自分の中の罪悪感と自虐の癖です。

大好きなバレエを通じて自分の人生を、他人に振り回されて過去や未来に意識を飛ばすことなく、主導権を今現在に持ちたいですね。是非ともそうしましょ。

目の前の事象にとらわれず、自分の今現在の時間を楽しめるといいですネ。





大人のバレエ~ポール・デ・ブラ [技術への考察]

ななとさかな(みどり)
体重1600グラムになりました
夢麿と七海
夢麿と七海
台湾少数民族シャオコワちゃんからのプレゼント

◆シャオコワちゃんとの会話~縁起かつぎについて

秋めいてきて、朝夕が肌寒くて。
そんなとき、中国人留学生のシャオコワちゃんと語ってしまった。
例の国際問題で、お国許の親御さんたちが心配でお友だちを呼び戻すなか、「日本が一番安全」とニコニコしてました。

大学生、やはり一番の関心ごとは「結婚」。といっても、私たちは、お式のほうで盛り上がり(笑)
中国式の婚礼も、古式は大変雅やか(*´∇`*)
昨今はウェディングドレスでというのが多いけれど、シャオコワちゃんは、りぼんでお手を結び、中華式のヴェールを被ってしたいそうな。

なので縁起かつぎをお聞きしましたw

★結婚行列同士が道で出会ったら、かんざしなどの髪飾りを互いにサッと道になげる
★幸福な熟年のご夫婦のご妻君から借り物をして身につける
★新居のベッドのシーツには赤ちゃんをのせたものにする
★新居の玄関で火をまたぐ
面白いですね。(*´∇`*)


◆大人のバレエ~ポール・デ・ブラ~技術への考察

しばらくぶりの技術への考察です。
今回は、ポール・デ・ブラ、腕の動きについて。
(表記は、ポール・ドゥ・ブラ、またはポーデヴァラなどありますが、今回はポール・デ・ブラで(*´∇`*))
最近は米英流に「アームス」とおっしゃる先生が多いですネ。

上半身と下半身を分けて考えるとき、振りを追うのに必死になってしまいますと、足さばきに集中してしまい、腕の動きをおろそかにしてしまいがちです。

バレエは、身体的総合型の美であると思います。
まずムーヴメントを考えてみましょう。
アンバー、アナヴァン、アンオーと下から上へ動かしてみてください。
滑らかに動きましょ?

では足の動きをバトマンタンデュ・アンクロアして、各々5番からアンバー・ディバン5番、アナヴァン・セゴン5番、アンオー・デリエル5番と動かしてみましょう。
とたんに腕に力が入り、足の動き優先で、手先からぎこちなくなりますネー。

ではどうするか。
腕を優美に使うには、貝殻骨の下側(ウエスト)から神経を通して紅さし指に抜けさせます。

貝殻骨(=肩甲骨)は、肩の骨にくっついているのではなく、筋肉に支えられた、筋肉の海に浮いている、貝殻の形をした骨です。ここのまわりが硬いと、スムーズに動かせません。
とくに大人からの場合は、かたくなっていることに気づかず、日常的にかたいまま使っていることが多いです。
充分にストレッチすることを忘れないようにしましょう。
ただし、お肩をお痛めの場合は、ご慎重に。動かせるところでなされてください。

てのひらには、丸いシャボン玉をのせているつもりで、シャボン玉が壊れないようにそっと。
でないと、恐い手になってしまいます。

私の先生は、ときにバーの手を軽くはらいます。バーを握りしめ過ぎても美しい動きにはなりにくいためです。
バーをうまく利用して腕の動きに緩急をいれてみるのも、新しい発見になるかもしれません。

ピケアラベスクやアティチュードのポージング、ピケターンやピルエット、フェッテ…力んで腕をガッツリすると、背中と腰の筋肉が使えないから崩れます。

てのひらに、シャボン玉をのせてるつもりでレッスンしてみてください。
きっと「あれっ?」という発見があります。
芯から力が引き合い、自由を感じるはずです。
その感じを何回も重ねていくと、自分のものになりますよ。

また、目標にしている人の腕の動きの軌跡を追ってみましょう。同じように動かしていても何か何処かが違うはず。
発見できると上達の助けになりましょう。

ですので比較的思い通りに動いてくれる腕の動きですが、細部に渡るまでは訓練が必要です。

舞台人として、良い踊り手であられますように。
いつも応援しています。

◆前記事にたくさんのniceとコメント、巡回ご訪問ROMのみのかたもありがとうございます。
はつものを頂く時、笑ったり東を向くのが共通でおもしろかったです("⌒∇⌒")
◆ななみは、まだおっぱいっ子なのですが、産毛が落ちました。非常に活発です。
お写真は、おっきいのが夢麿です。七海パワーにたじたじしておりますが、遊んでくれています。

追々お伺いいたします。ありがとうございました。m(_'_)mぺこりんこ

◆追記◆20121008
◆緊急事態です。猫11頭遺棄事件に助太刀お願い致します。

green_blue_skyさんのブログ
青空と緑の下で
URL:
http://skycatskycat2008a.blog.so-net.ne.jp/
にて、知りました。

悲惨な事件がありました。

下記、コピペ転載オーケーです。拡散お願い申し上げます。
その際は、green_blue_skyさんへ一声お願い致します。

………green_blue_skyさんのブログより…………
病気猫そして、たべさせていない猫を捨てたのは、ネコショップか、猫のブリーダーの犯行です。防犯カメラがあるので、ここ1カ月の車の番号から犯人の特定可能。

遺棄された猫があまりにも多く、食事のお世話も四苦八苦、ご近所の方はご支援をよろしくお願いいたします。食事とお世話をする人が不足気味です。。。。
なにしろ11頭以上が痩せすぎ。
また、里親さんのご希望のお方は手術などが追いつかない状態ですので、そのままのお引き取りをお願いいたします。
シャム系、さび猫系、茶トラ系、白黒系、白の11頭以上です。
またご自宅に猫のお食事があまっているお方はご支援よろしくお願いいたします。

すべての年齢は不明ですが、動物病院に連れて行った猫を調べると、今年の春に生まれた子供たちのようです。
シャム猫2頭は、(1頭は片目が失明。1頭は幼い子の2頭)はボランテイアさんの手で保護し、一時預かりさんのもとに(10月7日)。
救援物資は、楽舎にてお預かりします(10月7日決定)。
病気猫の保護が可能なお方もよろしくお願いいたします。
救援物資は下記に送ってください。
また転記可能、気温が下がっているので緊急を要します。
 ◆ NPO法人 カフェ 楽舎 ◆
 住所:〒272-0813  千葉県市川市中山2-4-12 (法華経寺境内)
 電話番号:047-336-2078
 定休日 水曜日

……………………………
各個人のご尽力には限りがあります。
これから寒くなります、この子達が安心できるように
どうかお力添えくださいますよう、お願い致します。

◆前記事にたくさんのniceとコメントありがとうございました。
まだ回りきれてなくてご免なさい。
順次お伺いいたしておりますのでご容赦を。m(_'_)mぺこりんこ

大人のバレエ~上達とメンタルを考える [技術への考察]

ピルエット
☆ピルエット(スピン、ピボット)片足で立って、
回転ドアのようにくるくると回ります。
画像が古いですが、ワシリエワさんです

今年は、納会が春休みので終わる予定の私。
今年年前半は、悪女というか、
魅惑の妖(あやかしというか、霊というか)を
苦労してレッスンしていたのだけど…

今は、ガラッと変わって、妖精を(^-^;) No.7

私の師事してるのはロシア派の先生なんだけど、
振り付けは別の先生で(欧州派)、今回はパリオペ版
振り付けも、音とりも、感じが違うw
初見で一曲すぐ踊りに入る。もちろんポワント。
思いっきりぎこちなくて、ずっと笑いながらレッスンするはめに(爆)

リラは、緩急があるけど、細部にわたって、個性がでやすくて
すごく不思議。

私はどちらかというと、ジャンプが大好きなんだけど、
残念なことにグランジュテがないのよネ("⌒∇⌒")
やたら「留め」が多くて、ピルエットの嵐なのよネ("⌒∇⌒")
で、パリオペ版、振り付けがちがうから戸惑いぎみで。
「弱子(よわこ)」な私は、落ち込むが早いほうなんだけど
なぜか、今回は「戸惑い」が面白くて。
このメンタルの変化は、刺激的(^^)
苦戦した上半期、私には、みになったのかしら。
新年度まで半年弱、楽しみ方が変わると、感じ方も変わり、
技術力も着目点が変わるから
メンタルと技術は、連動していくなあと思います。
よく、どうやったら上手におどれるかをきかれるけれど、
私は豊かさを、と思います。
技術力=上手な踊り
かしらネ。と疑問符。

バレエは、いかように踊りを極めるかによってかわるかも。
そこが、大人のバレエの醍醐味ですネ("⌒∇⌒")


大人のバレエ~グランジャンプを跳ぶには [技術への考察]

DCF_0769.JPG
☆アメリカンチェリーカクテル
自家製アメリカンチェリー酒。お庭のミントを添えて
結構色々ホワイトリカーにつけたから
キッチンの隅は、S・黄金街(意訳してネ)の小さなバーのカウンターのように・・^^;

地震の影響で、お芝居やコンサートのキャンセルもあるようで、
普段なかなか取れないホール(舞台)を「借りていただけませんか?」と
逆オファーがあったり。 華やかなことを今だからこそ頑張って、
しっかりとお金をたくさん落とし経済を回して、
どんどん収益を上げ、不況も吹っ飛ばす勢いでありたいと思いマス。
頑張れ日本、
それは、被災しなかった私たちが頑張らないと、
必死で立ち上がろうとしてもがいていらっしゃる人は、
それだけで精一杯なのです。
だから、私、「頑張ろう」は、自分への言葉だと受け止めています。
そう、だから、昨日も今日も明日もレッスンなのです。

今日の考察は、タイトルには、最近よく使われる言い方で
「グランジャンプ」と書きましたが、
私は従来通り「グランジュテ」といいます。
日本語では「大きい跳躍」と言う意味ですネ。
そして、私は、「グランジュッテ」と詰まらず、
やはり「グランジュテ」と言うほうが好きデス^^
なので、表記を統一して、グラン(大きい)ジュテ(跳躍)にいたします。

最近、大人の皆様からお尋ねされることが多いのが、
「ジュテの跳び方がわからない」「なぜ跳べるのかわからない」
「グランジュテすると、腰が痛い」「グランジュテすると足(ヒザ・足首)が痛い」
・・・・などが多いように思いマス。

グランジュテで大切なこと・・なんだったでしょう^^
そう、お稽古の時、お教室のはじからはじまで長くつかって、
トンベ・パ・ド・ヴーレ・グリサー・グランジュテ、
グリサー・グランジュテグリサー・グランジュテendless・・壁前で終わり。
という組み合わせが多いかと思いますが、
先生のお声が聞こえていましょうか?
必死で跳んで、お教室のはじまで行くのはパワーがいります。
だから、先生もお声が大きくなって「もっと高く!もっと跳んで!」ですよネ^^
そして、もっともっとと思いマス。 ハイここです。
・・パワフルに向こう岸(壁)まで跳び続けるために必要なことは何でしょう?
大きく跳んでいくから、足や腰の「バネの強靭さ」にばかり
心を奪われていませんか? そう、とても大切なんです。

足腰のバネが強靭だと高く飛べるし、力強くて、すごいなって思いマス。

でもねえ、思いっきり床を踏み固めて力任せに跳びあがって、
美がありましょうか・・・・・・。
そうなんです。力任せに跳んだのでは、重力が何倍もかかって、
思わぬところを傷めてしまうし、一回きりならまだしも、何度も跳べません。
グランジュテには柔軟性が必要なんです。
「あ、私、からだ硬いからダメだ~」と思わないようになされてくださいネ^^
柔軟性とは、着地の柔らかさです。お体硬くても大丈夫。
前後開脚で180度開かなくても大丈夫。
グランジュテを跳ぼうと思うと、全身の筋肉が緊張しますが、
もう少し緩めましょう。そう、おつむりも柔軟にいたしましょう。

高く跳ぶというのは、やや、語弊があります。
イメージ的に思い浮かべるのは、何メートルも高く跳ぶ、そんな感じですネ。
でも、実際問題、床から何メートルも上に跳ばなくていいのですヨ。
(何メートルも真上に跳ぶなんて、悪魔の実でも召し上がらないと(ワンピースw)、無理ですし・・^^;;)

では、グランジュテをばらしてみましょう。
まず、空中姿勢です。前足をグランバトマン・ディバンいたします。
=前足を前に大きく高く振り上げます。
後ろ足をグランバトマン・デリエルいたします。
=後ろ足を後ろに大きく高く振り切ります。

まず前足を上げるのが運足です^^後ろ足ではありません。
同じく後ろにグランバトマン。
両方を一度にすると、空中姿勢が前後開脚になりますネ。
これを魅せるのが、グランジュテ。
跳ぶためには、グリサー(ド)かシャッセが必要です。
グリサーやシャッセは、助走に使います。
つなぎにつかいますが、どちらも足を追いかけるように使います。
そう、ここですが、

・・・・エート・・・・ご存知でした?(*^▽^*)
後ろ足は床をけるのですが、「力んでは跳べない」のですよ^^
力むと跳べませんヨ~^^ 力むと体が重いですヨ~。

床を蹴るには、後ろ足の強靭なバネが必要ですし、
力が強くないと高く跳べません。
でも、力むのと、バネの強靭さを使うのとは違います。
バネは強靭につかう、だから、前後開脚が180度~200度
開かなくても、技術的にきれいなグランジュテは、
お稽古すれば、どなたにも跳べるのです。

さらに付け加えますと、強靭なバネがなくては、というところで、
すぐに、バネを使えるぐらい強くしないと、と思ってしまうけれど、
パワーアップのためにバネを強靭に鍛えるというより、
足首と足(そく)を柔軟につかうことを心掛けるということです。

整理してみましょう。
運足はグランジュテした前足です。前足で着地するからなんです。
どうしても床を蹴る足が運足として、軸や重心がかかりがちですが
(つまり、前に跳ぶのに、後ろに重心と芯が残ってしまう)だから、
空中姿勢では、シャッターチャンスのように、
前後開脚180度を静止しているのではなく、
前足のほうへ伸び上がるから、
この前足が次の着地足になりますので、運足です。
つまり、伸ばした前のもっと先に着地しますので、
後ろ足は真上に引っ張りあがります。
ですので、重心は前足の甲にうつり、
軸は仙骨を丸めての基点から、
上半身斜め行くほう前の後頭部になります。

そう、また客観的な見え方と、跳んでいる状態の自分の気持ちに
ズレが出来、気持ちは斜め前の先に跳んでいるのに、
客席からは空中姿勢が垂直、
すなわち、グランジュテ=空中の前後開脚に見えるのです。
不思議ですネ^^

開脚が180~200度難しい大人からの方は、たくさんいらっしゃいます。
ですので、以上のことから、前足を運足として跳ばれますと、
後足があとから伸びるので、とても綺麗な「跳び」になるのです。
高く跳ぼう、頑張って跳ぼうと必要以上に力みを入れてしまうと、
身体線がぎゅっと縮み、軸と重心が後ろへ残るのです。
で、いまひとつ後ろに残って高く跳べないから、
床からの離れが低く、結果、重心が下になります。
よって、頑張った分跳べないし、ダンっと大きな音の出る着地になり、
足首や腰などのジョイント部分が傷みます。

力みをしない、足(ソク)を使った柔らかいバネの柔軟性のある跳びであるなら、
床上の離れは低くてもいいのです。目の錯覚から高く見えるからです。
そして、力みがないから、全身が伸び上がり、
前後ろ足と引っ張り合えて、おつむりが斜め前に引かれていくので、
爪先から踵へ足(ソク)全部を使う意識だけで、
自然に柔らかく着地します。
空中姿勢が両足引っ張りっこされる感覚から
体重を逃がす、と言うのはこれです。

これがプリエで体重を逃がすということですので、
どこも傷めることはありません。正しく体が使えていれば、お痛みも消えます。
このように、「どうやっているのか」をきちんと入れておくと、
軽く大きく充分に気持ちよく跳べますよ。グランジュテ=大跳躍ですから^^
ご自分の体重が全部+重力の分を感じる跳びではなく、
重力と体重から開放された、気持ちのよい跳びに変わります。

楽しく充実したお稽古が出来るとイイデスネ^^
大人の場合は、頭で理屈がわからないと身体が動きません。
どんなことでも「どうしてるのかな?」という疑問が
美を生むのだと思いマス。技術だけでは踊りにはなりません。
気づきの喜びが踊りをよりよくするのだと思いマス。
良い踊り手になられますように。

今日はこの辺で^^
グランジュテの考察でした。


大人のバレエ~ピケターンとシェネ [技術への考察]

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※土曜日レッスン前に、お父さんとミスド♪ 


☆技術への考察デス。ピケターンとシェネの考察☆

今回は、くるくると廻りながら舞台の端から端まで行くことが多い
ピケターンとシェネについてです。
どちらも、コマのように廻りながら移動していくものですが、
日本人は比較的ニガテな人が多いようです。

どうしてでしょう^^
大人から始められた方は特に、まわりものがニガテの方が多いのではないでしょうか?
では、考察です^^

なぜ、まわりものがニガテなのかしら。考えたことあります?
外国勢はどうしても、「動」の捉えがうまく、
日本人は「静」の捉えがうまいからではないかと思いマス。

以前、軸と重心は違う話をしました。
軸と重心は二層になっていて、途中で重なり合うこともあれば
互いに離れあったり、引き合ったりするものなのです。

今回は、この軸と重心がうまく連動すると、どのようになるかを考えるので
その点で言うと、ピルエット(ピボット)やフェッテ、フェアーテ、
イタリアンフェッテは、少しそれるので別にします。

シェネとピケターンは、似てて違うものと捉えていませんか?
どこが違うかと言うと、シェネは両足、ピケターンは片足、ですネ。
ラクルシ(=パッセ)で廻る、両足で廻る。

ところが、この二つは、姉妹なのです。どういうことかと言うと、
両足を突いて廻っていても片足を突いて廻っていても、
どちらも、進み足はいつも同じだからです。
右行きならば右足。シェネもピケターンも。

もちろん、左右、均等に出来るようになるといいのですが、
廻りながら異動するのは、舞台のうえでは圧倒的に、
右回りをすることが多いデスネ。

ですので右回りを考えてみましょう。右行きの場合、プレパラシオンは、
ポアント右足、左足軸。
運足(うんそく)は、右足です。右に廻っていくのだから、右足ですネ。
で、軸足は左足、タンジュに出した右足が運足だから、
ここで問題が起こります。重心が、左足になるということ。

さあ、ばらして考えましょう。

プレパラシオン、重心が左足です。
とすると、もともと、身体の構造として、
左のほうが重いので、力は入れやすいのですが、
力任せに廻ると、転んでしまいます。で、焦ってハンパに床をけるので
3回も廻ると、よれよれです。
先生のご注意は、進む先を一点にみつめて、
顔を残して、一息に顔をつける、体をまっすぐに。
はい、ここですね。

いわれているとおりにすると、頭が大きく振られて
カラダを真っ直ぐにすると、後ろに体重が残ってしまって
進めなくなります。ポワントだと顕著に、その場回りになったりします。

「カラダを真っ直ぐ」は、芯を立てることです。
だから、行く方向にやや前傾して軸を真っ直ぐにするということ。
重心を後ろから前にスムーズに入れ、
結果、軸を斜め横前方に持っていく感覚になるのです。

感覚はそうなります(斜め前)が、体の芯と重心は真っ直ぐに見えます。
実際の自分の感覚と、客観的な見え方にはズレがあるのをご存知ですか?
そこに焦点を絞ると、もっとシェネやピケターンがうまく行くと思いマス。

さて、感覚が大切ですネ。
ピケターンの場合はとくに。
一番近いのは、階段を登る要領です。
横向けにプレパラシオンをして、
パッセになった時に登るイメージを持ってみてください。
タンジュに出した足で(ピケで)登るためには、
左足をしっかりと踏みしめて、仙骨をしたにさげるのですよ。
すると、重心が簡単に行き足に乗るので、真っ直ぐになります。
そして、踏みしめるいなや、お顔を振り返るのです。
振り返る角度は、ほんの15度か20度で充分です。
小首を傾いだりせず、鼻の位置を変えないように。

普段の意識としては、駅などの階段を登るときに考えると、
とても体に入りやすいと思いマス。
頑張って階段を登るとき、上半身を前傾するか、そっくりかえして、
必死に登ろうとすると、体重が後ろ足に残るため、
とっても体と上げる足が重くてつらいですが、
すこし尾てい骨を体の内側に入れるように丸めて
腰骨がそれに添うように真っ直ぐにしてみましょう。
(階段の傾斜に対して、まっすぐ=体感としては頭を斜め前方になります)
体が軽く感じられるはずです。これは、重心の移動がたやすくなり
結果、尾てい骨を意識することで仙骨が下を向き、
軸が行くほう(進行方向)を向いているからです。

坂道を登る感覚でもいいです^^

これを体感されると、シェネ、ピケターンがとてもきれいに廻れます。
こっそり、階段を登るとき、体験してみるといいかもしれません。
でも、お怪我をしないように気をつけてなされて下さいネ^^

お稽古の時は、ピケピケ・シェネシェネシェネ、ピケ2・シェネ3、で進んでいき、
最後にシェネ終わりにポーズをつけることが多くなるかと思いマス。
ピケの時に階段を登り、シェネの時に坂道を進むと意識するとしやすいかと思いマス。

また、シェネとピケターンでは、厳密には、顔付けとアームスのつけかたが
違いますが、自分の廻りやすいやりかたでさせるほうを採られる先生が多いので、
ここでは厳しく触れません。特にアームスは、本人が廻りやすいポジションを
採らせる先生が多いです。だからと言って自由に振り回さず、基本に忠実に、
自分の軸のとりやすい、重心の移動がしやすいというところで
ご研鑽なされて下さいネ^^

見せ場はピケが「パッセの足の三角空間が見える」、
シェネは比較的テキパキと、アクセントを上にとりますとうまくいきます。
今回の例ですと、シェネの3カウントでピケの2カウントを取るということです。
ピケ1.5ピケ1.5シェネ×3カウントですネ^^

素晴らしい踊り手であられますように^^
いつも応援しています。

※地震の影響でお稽古が出来にくい状況のかたは特に、
 丁寧にストレッチングだけでもして置くようになされて下さいネ。
※発表会・舞台を踏む方は、元気を届けるつもりで
 一緒に頑張っていただきたいと思いマス。
 踊れる機会があるなら、踊れることに感謝して踊りましょう。
 誰しもが「いつか踊れなくなる日」を、必ず迎えるのです。
 それまで、踊れる状況なら踊りましょう。


★★引き続き~迷い猫ちゃんです。★★
まだメメちゃん(仮称)の飼い主さんも見つかりませんが、
↓こちらは、迷子を捜しています。
マンチ軍団さんからお聞きしまして、転載できるようでしたら
ご協力を宜しくお願いいたします。
以下、マンチ軍団さんの記事を許可を得て拝借いたしました。コピペフリーです。

飼い猫を探していますので、ご協力お願い致します!
自由が丘マーサスミスお客様がアメリカンショートヘアの
ムーちゃんを探しています。

室内飼いで外に慣れていないため怖くて怯え
どこかで小さくなっているかも・・・とのことです。
飼い主さんは食事も出来ないほど落ち込んでいます。
ムーちゃんがお家に帰れる為にどんな事でも構いませんので
下記特徴にお心当たりのある方はご連絡下さい!

    名前 「ムーちゃん」
場所:横浜市栄区元大橋2丁目付近
アメリカンショートヘア/ブラウンクラシックタビー
黒と薄いこげ茶(首に黒のしま模様)

      t2_waku.gif目色:グリーン
      t2_waku.gif鼻の色:黒
      t2_waku.gif長いしっぽ
      t2_waku.gif大きめの耳
      t2_waku.gifおでこに『M』の柄が特徴
      t2_waku.gif1歳11ヶ月で大きめです
                   !cid_3AC0707FC44341C4B1F0CE1F1308213D@FM1FB54B1BF922.jpg

        連絡先:090-8894-8047(青木)
         情報お待ち致しております!



以上、コピペフリーです。
一日も早く保護されて、無事にご家族と会えるよう、祈っております。
お近くの方、気に留めてくださるとなによりです。


大人のバレエ~重心と軸芯 [技術への考察]

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dancing by つなみ(パキータ)

☆今回は重心と軸芯がどう違って、どう連動するかの考察をしようと思いマス。

ええと、フロアに出て、バーなしのセンターレッスンをするとき、
舞台上で踊っているときに、特に抜けやすいのが
軸のズレ、重心のズレです。
上のお写真をご覧下さいませ。

これは、パキータの踊りの途中、次に大技に行く寸前の、
一瞬のタメのポーズですが、左足前ポワント、右足後ろでのポージング、
右足かかとが完全に軸をとらえているのですが、おわかりでしょうか?

骨盤を含んで上を上半身、骨盤を含んで下を下半身とお考え下さい。

まず、この重心は、続きを読むにはここをポチしてネ^^


大人のバレエ~表現力について [技術への考察]

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☆キャラメル味~♪とってもクリーミ~♪

大人からバレエを始められて、自分の踊りを輝かせるために
「表現」と言うことがありますネ。

今回ののりこさんのコメントから、少し考察したいと思いマス。

>つなみさん
のりこです。すみません、私、今、発表会へのレッスンで行き詰まりました。相変わらず風当たりがキツくて、1人で頑張っていましたが、つなみさんのおっしゃってたように、次第に適度な距離感を保って、仲良くしてくれるひとができてきました。
今回の相談は、踊り込みの最中ですが、先生から、技術もだけど、表現をと言われ、悩んでいます。かなり稽古してるから、それに伴って、表現も出来るだろうとと思っていましたが、どう違うのですか?先生が私に求めていることが、よくわかりません。一所懸命工夫してやってるんですが…。伸び伸びできるようにと心掛けているのですが…自分で答えを見つけようとしているのですが、焦るばかりです。安易に、つなみ先生にお尋ねはどうかと思ったけど、なにかヒントをいただけないでしょうか。バリエーション(略)オリジナルより優しい振りにしてもらい、格闘しています…困った時だけ頼ってしまい、すみません。よろしくお願いします。
by のりこ (2010-09-01 09:39)

クラシックバレエの場合、まず、振りをしっかりと入れることが大切ですネ。
基礎の叩き込みです。あらゆるポジションです。踊っても崩れないように。

でも、大人からはじめた場合、続きを読むにはここをポチしてネ!


大人のバレエ~足を高く上げるための考察 [技術への考察]

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以前から、よく検索ワードにも上がるし、
多い質問でもあるので、書きたいと思っていたのですが遅筆で^^;(爆

よく聞かれるのが、やはり足を高く上げるためのこと。
やっぱり、足が高く上がれば、嬉しいものです。
さて、ここで考察です。大人から始めて、
脚はどのくらいまで上がるようになるか。

これは実は、強い筋力と、しなりに関係があるのですが、
それ以前に、アンディオールの「ふり幅」にもよります。
バレエは芸術ですので、内足でおしりが出たまま脚が高く上がっても
美しく見えないのですネ・・。
他のジャンルの踊りならば、
内足で上がっても、ひざが曲がって上がってても
そういう振りもあるし、完成度が高ければかっこいいです^^
でも、バレエはそうは行きません。

まず、足を高く上げられるようになるための基本ですが、
バーをバーなりにしているだけでは、足は上がるようになりません。
バーを、足が上がるようになるためにお稽古しないと、
いつまでたっても現状維持で精一杯になります。

脚が高く上がるようになるためのお稽古のメニューとして考えて
きちんと高く上げられるようになるためのお稽古を続けていけば、
必ず高く上がるようになります。

ただし、非常に残念ですが、誰でもがギエムのようには上がりません。
ギエムのように上げるには、関節の稼動域が普通と違うことが前提です。
整体の先生からみると、半股関節脱臼を脱臼しないで出来るという
常人には得られない、恵まれたしなやかな強靭さをお持ちだからです。

さて、足を高く上げることについて。
まずそのためには、重要なことがあります。
努力を怠らないこと、でも、むちゃくちゃをしないこと。
毎日続けることができる強固な意志と、
調子の悪い時はスッパリお休みできる意志。
おさぼりするのと、調子が悪くてお休みするのとでは違いますもの。
一番高い目標を持つこと、そしてそのために、小刻みの達成を創ること。
段階を踏まなくては、挫折しやすく、また、危険でもあります。
そのためには、正しい練習の仕方が必要です。
闇雲に、むやみやたらにやればよいということではありません。

完全にアンディオール180度開いていなくても、
おとなからレッスンをはじめられても、
かなりの高さまで上げられるようになりますが、
常にアンディオールを念頭においておかないと
怪我をしやすく、なかなか治りにくいことになりますので
ご慎重になされるように、必ず、あなたの先生のご指導のもとに
行うようになされてくださいネ^^

100度以上、デヴェロペで脚を上げたいのであれば、・・続きはここをポチしてネ^^


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